切り干し大根とは大根を切って干したものです。大根は90%以上水分ですが、天日干しすることで水分が蒸発し、栄養やうま味が凝縮されます。
カルシウムや食物繊維たっぷりの切り干し大根を使った、誰もが簡単においしく仕上がるレシピのコツをご紹介します。
材料
切り干し大根・・・20g
人参・・・・・・・15g(1/5本)
油揚げ・・・・・・1枚
出汁・・・・・・・1カップ(200ml)
醤油・・・・・・・20ml
みりん・・・・・・20ml
作り方
1 切り干し大根はたっぷりの水で軽く洗って絞る。人参は千切り。油揚げは横半分に切ってから3mmの千切り。
2 鍋に材料全てを入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして10分で火を止める。
ポイント
煮物は味を決めるのが難しいと言います。しかし、簡単に決まる方法は「割合で煮る」こと。これを覚えたら、煮物が難しい料理から簡単な料理にシフトします。
乾物は「1:1:10」がおいしい。出汁に対して醤油とみりんは1/10の量です。味付けが決まれば、あとはお鍋で煮るだけ。
割合で作ることを覚えたら、お料理は一気に楽になりますしレパートリーが広がるんです。自分の軸を作る作業です。和食の料理人さんも割合で味付けを覚えます。その割合の味を覚えて、始めてアレンジができるんですね。
割合についてはまた別に記事を書きますが、切り干し大根で1:1:10をお試しください。