ラタトゥイユは世界で一番、作られている料理だとご存知ですか?
発祥は南フランス、ニースの郷土料理なのですが全世界に広がりました。これだけ広がった理由は2つ有ると思います。
1 作り方が簡単! 基本は野菜をトマトで煮込むだけです。素材も土地にあるもので作れます。
2 美味しい! 簡単でも美味しくないと広がりません。野菜のうま味をトマトが上手にまとめてくれます。夏野菜が主ですが、暑い時期には素晴らしい栄養補給料理になります。
ラタトゥイユのレシピはいろいろありますが、伝統的なレシピは野菜の組み合わせで、うま味の相乗効果を利用したもの。基本は夏野菜で作ります。
材料
トマト・・・・2個
なす・・・・・1本
ズッキーニ・・1本
パプリカ・・・1個
玉ねぎ・・・・1個
にんにく・・・1片
オリーブオイル・・大さじ1
塩
作り方
1 玉ねぎはたてにスライス。パプリカは種を取り一口大に切る。なす、ズッキーニも一口大に切って塩を軽くふっておく。トマトは適当な大きさに切る。
2 鍋に潰したにんにくとオリーブオイルを入れて蓋をして弱火。
3 香りが出てきたら玉ねぎを加えてざっと混ぜて、蓋をして弱火。
4 トマトを加えて弱火の加熱。
5 トマトが煮崩れたら、ズッキーニとなすを加え蓋をして弱火の加熱。ズッキーニの種が見えてきたら出来上がり。
ポイント
・蓋をして弱火でじっくり、全体に火を通す。じっくりと加熱することで、うま味を引き出します。
・煮物は水を使うことが多いのですが、ラタトゥイユはトマトと野菜の水分だけで火を通します。野菜のうま味が凝縮された味になります。
・冷たく冷やして常備菜に。お弁当にもピッタリです。