お料理を「おいしい!」と感じるのはなぜ?決して味だけではないのですよね。
美味しいお料理はもちろん味や食感も大事です。しかしそれだけではなくて、食べる前から期待感みたいなものが必要です。
まずは環境。部屋の雰囲気やテーブルのセッティング。一緒に食べる人との関係。おうちではそれほどこだわらないかもしれませんが、レストランやカフェはここをすこく重要視して、目指す雰囲気を作り出していますね。
お家でも何かイベントのときは、クリスマスはよくわかりますが、ツリーを飾り音楽をかけたりと雰囲気を作り出しますよね。もしツリーも何もなかったら、いくら立派なお料理でも美味しさは半減してしまいます。
さて、お料理ですが味の前に見た目から美味しさを演出します。こんがり焦げた色、美味しそうなオレンジカラーの料理。盛り付けもちょっときれいにして。
そうやって「美味しいかも!」という期待感を生み出すのも、美味しさの一部です。
凝った演出でなくても、ちょっとだけ何かをプラスするだけもいい。お花を1輪、素敵期なランチョンマットを敷く、グラスを添える。
そんなささやかなことでも美味しさの予感を醸し出してくれます。